買った。これで復刻版ロックマンXは全巻揃えた事になる。しかし長かった…。
思えば、某ゲームショップがまだ古本の取り扱いをしていた頃だったか。ふと見つけた漫画、それがロックマンXだった。確か2巻。あの時はまだこんな事になるとは夢にも思っていなかったろう。ロックマンXの漫画に惚れ、全話読み終えてしまうとは。
さて、今作は前作ロックマンX3の最後からエックスが無事帰還したところから物語は開始する。
その前に描きおろし回は今作だけだろうか? ロックマンX3の本編終了後にゼロ視点の回があったと思うのだが、あれは一体なんだったのか。
そういえばロックマンX4の一番最後のページ(他の奴は確認していないため)にロックマンX ZEROと書かれた箇所がロックマンX3のすぐ下に書かれていた。掲載も97年ごろとなっている。つまりあの回は描きおろしではなく復刻か。まぁいいか。
感想は語彙力の無さから面白かったくらいしか書けないので、いっそ印象でも書いておこうか。
ロックマンX3はこれまでのロックマンXシリーズと比べ、
熱さが増していた。ゼロとの共闘、8ボスのうち5体が仲間として参戦etc...
しかし、今作は
熱さは感じられず、逆に、これはニコ動でもあったコメントなのだが、いつも以上に
壮大な作風だった。これまでシグマの反乱、これの鎮圧が主な展開だったのに対し、今作は己の信念を貫くためにゼロまでもがイレギュラーになり、そしてエックスはゼロに斬られたショック、X3で仲間として共に戦ったバッファリオの死から再び暴走を始めるなど、これまでとは展開が異なっていった。
違うな。確かに軍隊が介入すると言う意味では“壮大”だが、俺が思う壮大とは何か違う。何というか、今作はこれまで以上に
静か。そんな感じがする。
この作品で俺が一番面白いなと思ったのが、
ゲーム中の台詞や、主題歌を台詞にしている事だった。


やはり、一回読んだだけでは上手く説明できないな。だが確実に、
これまでの作品とは何かが違う。これだけは言える。
それが上手く説明できないと言うのは、なかなか辛いものだ